今回は船坂川上流で「癒しの森のガーデン カフェレストラン アリス」を経営されている八濱雅彦さん・孝美さんご夫婦を訪ねました。
―何時開店ですか? 年中無休ですか?
八)開店は午前10時です。火・水は料理教室などでお店はお休みにしています。また、(奥様は)学校にボランティアに行ったりしてます。
―船坂に引っ越されて何年ですか?
八)5月で10年になります。
―どちらから来られたのですか?
八)三田のフラワータウンから越してきました。 三田では料理教室や、ボランティアで料理を教えていました。また、いつかレストランをやってみたいという夢をもっていました。
―お庭で野菜も栽培されているのですか?
八)以前はしていましたが、今は薔薇の手入れに手がかかって大変なので、今は苺とハーブ類を作っています。
―お店の場所が車通りからかなり奥ですが、この場所を選ばれたのはどうしてですか?
八)滝があって、市街から来るとトンネルを抜け細い道を抜けた所にあるのが「不思議の国のアリス」という雰囲気がするからです。場所は沢山あたったのですが、六甲の方は木がうっそうとしていて暗く、有馬に抜ける道には「関所」というお店がある場所に決めかけていたのですが、こちらを紹介され、空の広さと滝、自分が癒される空間と感じてこちらに決めました。以前は寒天干し場でした。
―奥にあるので通りがかりのお客様は少ないと思いますが、如何ですか?
八)主に口コミと雑誌(今月は25ansとじゃらんに掲載)、インターネットをご覧になっていらssがるようです。(ご主人が)カウンセラーなので、病院に通うといった感じではなく自然に囲まれたカウンセリングで、明日への活力を養って変えられるお客様もいらっしゃいます。
―お店の名前はどうしてAliceなのですか?
八)(奥様が)子どもの頃から「不思議の国のアリス」をとても好きで付けました。大人になっても夢を描き続けたいと思っています。アリスは本の中で色んな冒険をします。人生にも色んな事が起こりますが、最後はこの物語のようにハッピーエンドを迎える願いを込めて付けました。
―ご家族は何人でいらっしゃいますか?
八)8人です。子ども4人と次男の妻、孫と一緒に暮らしています。子どもは上から下から13歳まで離れていて、ゆっくり楽しんで子育てが出来たと思います。
―船坂に暮らされてどうですか?
八)昔のご近所付き合いがあるのが素晴らしいです。子どもが学期末で沢山の荷物を持って帰ってくると梅原さんのおばあさんに台車を貸してもらって荷物を運んで帰ってきたことがあります。また、自然が素晴らしく、いつも自然に囲まれて暮らしているせいか、公園などにある人工の滝やせせらぎが不自然な音に聞こえるようになりました。四季の移り変わりが良く分かります。鶯の鳴き声が季節の初めにはとても下手で、誰でも初めは下手なんだな…と思えるようになったり。
―子育てという面で船坂はどうですか?
八)お稽古事に困りました。送り迎えが大変でした。が、環境が良い船坂に来てほんとうに良かったと思っています。船坂が活性化していくためには、子育てするのに良い環境を整える必要があると思います。
―メニューを見せて頂いてよいですか?
八)どうぞ。料理のソーセージやベーコンは自家製で燻製しています。お菓子、パン類も自家製です。材料はなるべく無農薬のものにこだわって作っています。