約2年前、船坂で社交ダンスを学んで楽しむ団体、その名も「船坂ドドンパ」が住民有志によって作られました。現在、週1回のペースで船坂里山学校の図工室で練習されています。今回、練習風景を取材させていただきました。
朝9:30に里山学校図工室を訪問。講師役の10隣保の塩貝朝夫さんやメンバーが集まり、和気あいあいに準備を進めながらも、持込のステレオから社交ダンス音楽が流れていて、徐々に社交ダンスの雰囲気がでておりました(^^)。 まずは準備体操。体操中もおしゃべりや笑い声が上がって体操の手が止まることも。それでも講師がしっかり軌道修正して肩、膝、身体の捻りなど、ダンスの動きを念頭に置いた実践的な体操がみっちり行われます。ダンスの前からへとへとに疲れそう(;^^。
体操が終わるとまずは「ルンバ」音楽をかけてダンスがスタート。講師とメンバーの一人が踊り始めると、他のメンバーは踊りにあわせてステップ確認しています。音楽は基本、4拍子なので激しく身体を動かすわけではありませんが、よく見ると前後のステップやターン(回転)など通常の生活では絶対にしない動きがほとんどで、普段使わない筋肉を使っていて本当に身体に良さそう。
ダンスしながらまずい点は講師から声がとびますが、ジョークを交えて楽しさを損ねることなく、でも熱心なレクチャーです。
・ワン・ツー・スリー・フォーのワンでは動かずツーから動くイメージ。メリハリが出て綺麗に見える。
・ステップを覚えるのも必要だけど、リズムを身体に刻み込むのが大切。
・踊りは男子のエスコートにあわせるとよりなめらかな踊りに。動きがギクシャクしてしまうと綺麗に見えない。
等々。
曲はランダムで1人3分程度のレッスン。この日のメンバーは4人で計12分。一通り終えると音楽を変えて最初から繰り返し。その間、講師はずっと踊りっぱなし。スゴイです(;゚⊿゚)ノホェー!!
休憩の時に皆さんにインタビュー。メンバーは口をそろえて「音楽の種類に応じたステップを覚えるのが大変。身体も使うけど頭はもっと使う。ボケる暇が本当にありません」とのこと(^^)。また、講師は「社交ダンスの競技大会出場は考えていません。社交ダンスは本当に楽しいもので、加えて身体にもいい。健康で楽しい生活を送るにはうってつけなので、まずは遊びがてらでいいから一度練習を覗いてもらいたいですね。男性も恥ずかしがらずに覗いてください。船坂の人はもちろん、船坂以外の方でも入会を歓迎しています。主に水曜日か木曜日の午前中に活動していますので、ぜひ遊びに来てください。」とのこと。運動不足の老若男女の方々。ぜひ一度「船坂ドドンパ」にお越しやす~<(_ _)>。
(編集長 中西 学)