今回はJA兵庫六興船坂出張所の阪上（さかうえ）順次所長さんから話をお聞きしました。休日なのにわざわざ船坂までお越しいただいたうえ、翌日のそばランチにも来られるとのことで、積極的に船坂に関わってくれるそのお気持ちに脱帽するばかりでありました<m(__)m>

―船坂出張所の勤務はいつからですか？
阪）今年の３月からです。家は宝塚の口谷なので、蓬莱峡を通っての車通勤です。生まれてから４９歳の今までずっと口谷に住んでいて、実家は植木屋ですが、植木は閑な時期ができるので、その間は親が田畑で農業をしていました。おかげで若い時分は家の手伝いでよく庭いじり・土いじりをしていました。

―学生時代、お手伝い以外では何をされてましたか？
阪）大学時代はアルバイト三昧だったかもしれません。配達の仕分け作業やガソリンスタンドで働いてましたね。でも、夕方から深夜・深夜から明け方のバイトが主で、授業を受ける昼の時間帯は空けてましたよ（笑）。妻とも大学時代に知り合ったんですが、父が会員になっている別のガソリンスタンドで妻が働いていて、お金のない私がたびたび父の会員カードを借りて給油にいくことで妻と近づいていきましたし、妻の友人が私のバイト先の主任の親戚で私の顔を見知っていたり、何だか妙な繋がりがありました（笑）。

―ガソリンスタンドが取り持つ縁ですね（笑）。JAにはいつからお勤めですか？
阪）平成３年に、組織としてはまだ兵庫六甲として合併する前の宝塚農協に就職しました。最初の３年間は営農、種・肥料・農機具等の仕事をしてました。農業のベテランのお客さんから肥料とか品種とかの質問をされて、あちこち調べて何とかお答えしたり、注文いただいた肥料を田畑の場所を間違えて置いてしまったりと、苦労や失敗はありました（苦笑）。でも、伺ったときに色々もてなしていただいたり、たくさん話をしたりと、皆さんとても優しくしてくれました。

―船坂出張所に来られるまでの勤務地は？
阪）宝塚西支店が最初で、兵庫六甲に合併後は甲東・伊丹・昆陽池・多田・園田駅の順に各支店で勤めました。３年間の営農の後は金融系に就いた後、管理職にうつりました。

―船坂出張所でのお仕事の状況は？
阪）これまでの仕事場はほとんどが街中で職員数も多かったのですが、今の船坂出張所は所長の私と窓口対応の男女各１名の３人体制なので、数多くの業務をこなすために幅広く把握していくようにしたいと思います。出張所で年の離れたお客様同士が楽しく話されているのを見て、人のお付き合いが深いんだなぁと感じました。船坂のことをもっと知りたいので、これからは機会ができれば出張所を出て、船坂を見て回っていこうと思っています。決して不審な者ではありませんので、私を見かけられた時はよろしくお願いいたします（笑）。

（インタビュアー：中西　学）