初開催♪ レザークラフト教室

 8月19日(土)10時30分から船坂里山学校で船坂小学校跡施設管理運営委員会主催による「レザークラフト教室」が開催されました。
里山学校でレザークラフト教室は初めての開催だそうで、7組11名が参加しました。1組の参加者の親子に「船坂新聞に載せても大丈夫ですか?」とお伺いすると、田植えやそば打ちなど10年程前から船坂のイベントに参加して下さっているそうで、とても快く「いいですよ!」と返事して下さいました!
 先生はビエンナーレがきっかけで、船坂にアトリエを構えていらっしゃる宇佐美健二さんという方で、「皮は天然の牛の皮で、牛はお肉も食べられるし、皮はこうして使うことができるので、ありがたいことです。」と話された後、まずはペン立てから作り方を説明して下さり、みんなで作業の開始です!
 皮はとても固くてペン立てを丸く仕上げるために、作業机の端でしごくことから始めました。丸くして両端の穴を皮の紐でくくり、底を別の紐をボンドで接着してからはめ込んで、洗濯バサミで挟んで固定している間に、周りの模様を考えるのですが、既に皮で用意して下さっている魚や猫の肉球などを選んでもいいし、自分で皮を切って好きな模様にしてもいいので、結構迷ってしまいました。
 ペン立ての模様をボンドで貼り付けている間に、ペン皿作りです。長方形の角の穴を重ねて紐でくくりボンドで止めるのですが、この紐をくくるのが固くて結構力を使いました。しっかりくくると縁が立ち上がるので2cm程深さのあるペン皿になります。そのペン皿にも模様が貼れるのですが、これまた迷ってしまい、今回は取材より自分が作る方にかなり力が入ってしまい12時に終了するところが、12時30分を過ぎても終わらず、模様が追加できるように予備の皮を少しいただいて帰りました。
 少年も模様選びに腕組みをして悩んでいましたが、耳を付けてウサギにしたり、おちょぼ口にしたりと、それぞれ思い思いの皮のペン立てとペン皿が出来上がり、使い込んでいくとどんな風合いになるのか楽しみです♪

(編集委員 中尾 尚美)

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