船坂里山学校の冬の恒例イベントである「無添加の味噌作り体験会」が今年も1月11日・18日・26日の3日間、船坂里山学校のランチルームで開催されましたので、18日に参加してきました。
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里山学校の入り口に着くと、大豆を煮たいい匂いがしていて、ランチルームは1日15組のところ16組の参加で満席状態でした。味噌作り体験会は今年で11年目だそうで、18日は初めて参加の方から9回目の方までいらっしゃったようです。お孫さんがお味噌を美味しいと言ってくれているので参加されている方もいらっしゃいました。「いつもお味噌作り体験会の時には船坂は雪が心配な時期で今日は天気で良かったです。楽しんで帰って下さい。」との挨拶のあと、作り方の説明を受けて、それぞれのテーブルに煮た大豆が配られ、大豆を潰す作業の開始です。
大豆は兵庫県産で1年前から予約し年末に入荷されたものを2日前から水につけ当日朝3時間程度煮て柔らかくしてくれているものを。米麹は船坂産のお米に麹菌をつけて4日間発酵させ前日に完成した出来立てのものを。塩はミネラルの多い粗時を用意してくださっています。
柔らかく煮てくださっていますが大豆をマッシャーで潰す作業はいつも大変です。マッシャーの方が曲がってきてるよね?!って感じで、冬なのに額に汗をかくぐらい必死に潰します。お好みで粗めに潰すのもありだそうです。そこに米麹に塩を混ぜたものを加えてよく混ぜ合わせ、大豆の煮汁を少量加えて固さを調整し団子状に丸めます。丸めたものを器に投げ入れ、しっかり空気を抜きながら隙間なく詰めて行きます。この投げ入れる作業がいつも楽しくて仕方ありません。ストレス発散になるのかウキウキして投げつけてしまいます。
全て入れ終わったら表面をきれいにし、鷹の爪と周囲に塩を置いてラップで密封し重石をして冷暗所に置いて今年の12月頃になれば出来上がりです。みなさんの作業が終わったら、昨年仕込んだお味噌と船坂の野菜で作ったお味噌汁の試食があり、待っている間に色々質問をされる熱心な方もいらっしゃいました。
みなさんのお家でどんな味のお味噌になるのか楽しみですね♪
(編集委員 中尾尚美)