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船坂住民数珠つなぎ 山崎昌子さん

今回は、数珠つなぎでは初めて9班からのご登場。山崎昌子さんにお話をおうかがいしました。

20140321山崎昌子さんインタビュー 画像 加工 ※hp用顔ボカシ

-ご自宅の前の大きな石碑がとても印象強いです。

山)「南無阿弥陀仏」と書いてる石碑ですよね。亡くなった義父が建てたんです。義父は仏教信仰心が厚い富山出身で、本人も仏教をすごく信仰してました。通信大学で仏教を学ぼうとしていたぐらいでしたから。

-昌子さんは陶芸の先生をされてるとお聞きしたんですが…

山)いえいえ、全然そんなたいそうなもんじゃないです(苦笑)。主人を平成9年に亡くしてしばらく落ち込んでたんですが、このままじゃいけないと思い、陶芸に興味があったので金仙寺の芙蓉窯(ふようがま)陶芸教室に通い始めました。仕事を退職したあと、縁があって知的障害支援施設と高齢者デイサービスに出張して教えに行くことになったんです。芙蓉窯には今も通ってますし、教わることはまだまだ多いです。

-お仕事は何をされていたんですか。

山)私が富山県から嫁ぎに来たのが昭和49年頃で、しばらくは家の畑のお手伝いをしていたんですが、船坂の一羊園が開園するとなって厨房の調理員を募集していたんですね。それで下田のご近所さんたち3人ばかりで行くことになりました。厨房から洗濯へと業務は変わったり、一泊旅行や外出の付き添いもしたりしながら、そこから去年退職するまでの36年間、ずっと一羊園で勤めていました。

-一羊園での調理経験が加工グループのジャム作りに役立ってるんじゃないですか?

山)どうですかねぇ(笑)。加工グループは去年の8月にその存在を知って、入らせてもらったんです。また仕事しようかなとも考えましたが、ある時、宇宙から見た地球の写真を目にしたことんです。その地球が真っ青でものすごくきれいだったんですよ。その時に、自分の足元・地の土地を大事にしないといけないなぁと、ふと思ったんです。もともと山登りとか野の花育てたりとか自然が好きだったので、地の産物でジャムを作るという活動に興味を持ったし、何か協力できることがあれないいなと思ったんですね。ジャム作りは皆さん仕事を持ってるので、収穫した時に集まってほぼ一度で作りあげます。その時は大変ですけど、出来上がった後、ワイワイ皆でお喋りするのがとても楽しいですね。

-陶芸指導にジャム作り、それに管理当番もされていてお忙しそうですよね。

山)でも楽しいですよ。日本画もやってますし、この間は子育て交流のボランティアで小さい子どもたちの面倒をみてましたけど、子どもたちがとても可愛くて。逆にこちらが元気をもらいました(笑)。


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