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船坂住民数珠つなぎ 中西学さん

毎回、船坂に住んでいる方々をインタビューしている数珠つなぎのコーナーですが、今回はいつもインタビューしている側の中西学さん(船坂新聞編集委員長)を逆にインタビューしてしまおう!という企画です(笑)。

―中西さんは船坂出身ではないとお聞きしたのですが?
中)そうなんです。大阪府和泉市で生まれました。府営住宅に住んでいてアスファルト育ちです。

―船坂に住むようになったきっかけは何だったんでしょうか?
中)妻が長女で私が三男なので、いつかは私が船坂に来るんだろうなぁ~と漠然と思っていました。結婚してしばらくは堺市に住んでいたのですが、平成8年の4月頃に家を建てて船坂に移住しました。初めて船坂に来たのは結婚前、夜に宝塚からバスに乗ってきたんですが、蓬莱峡を走る時分は本当に闇の中で「いったいどこに連れて行かれるんだろう・・」とものすごく不安になったのを覚えています(苦笑)。その時に当時の彼女だった妻がデートにいつも遅刻した時のセリフ「バスがないから待合せに間に合わない」が、ようやく腑に落ちました(笑)。

―私の両親も宝塚発のバスに乗ったときに同じことを言っていました(笑)。実際に船坂に移住されてからはどうでしたか?
中)とにかく通勤が大変でした。移住してから地域の活動にはほぼ関わっていなくて、子供が入っていた剣道部の世話役をしていたぐらいですね。大会に連れて行ったりと活動していたのですが、部員減少や指導者不足でなくなってしまいました。ある時、ベルグでお茶をしていた池田さんに「船坂新聞を手伝ってくれないか」と声をかけられ、第3号ぐらいから参加したと思います。地域の活動が出来るならまぁいいかぁ…という感覚でした。

―今では編集委員長をされていますが、とても大変そうですよね?
中)ほんっっとに大変!! でも自治会員もそうでない人も船坂新聞で情報共有できたらいいなという想いで続けています。住みづらいよりは住みやすいほうが絶対いいので。船坂は小さい集落なのでみんな顔なじみになれたらいいなと思います。あと、声を大にして言いたいのは「誰か編集委員になってよ~!!」(笑)

―編集委員が増えるといいですね!(笑) お忙しい中西さんですが、ご趣味はありますか?
中)読書が趣味で、特にミステリーが好きです。部屋に数千冊の本がありますけど、そのうち未読が4分の1ほどあるので死ぬまでには読まないと…(苦笑)。おすすめの本を1冊挙げるなら、はやみねかおるさんの「そして5人がいなくなる」です。児童書ですがみんなが幸せになるミステリーで面白いですよ。

(インタビュアー 山 有里)


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