平成28年3月27日の日曜日。7班の小橋みさをさん(写真中央)が、かぞえで100歳(!)を迎えられるのを記念して、船坂ランチグループ主催のお祝いランチ会が開かれました。小橋さんは実娘の岡田美登里さん(写真左)、嫁の小橋和子さん(写真右)のお二人にかこまれて、とても楽しそうに食事をされていました(^_^)。船坂新聞にもご協力いただき、今回、特別に数珠つなぎにご登場いただきます。お疲れだったはずなのに、とても優しい笑顔で美登里さんと和子さんを交えて、いろいろお話しいただきました。本当にありがとうございました。
-小橋さんは、船坂に嫁いでこられたのですか?
小)いえ、私は船坂に住んでいた松本家の出身です。だから船坂小学校にも通ってましたよ。小さいころは”けんけんぱ”とかして遊んでました。戦争が始まると、大阪にでて被服廠(ひふくしょう。陸軍への被服品調達工場等)に勤めました。そこで主人と知り合って、結婚した後、船坂に戻って小橋の家を継ぐことになったんです。
-船坂の暮らしはどうでしたか?
小)小さいころはちょっとおてんばやったかもしれんねぇ(笑)。戦時中はやっぱり食べ物の面で苦労しました。あと、善照寺の前の住職の松本賢哲さんとは幼馴染で仲が良かったんですけど、その縁で善照学園が出来た時に声をかけていただいて、調理員として働きはじめました。それからはその仕事に一生懸命で、よく坂道をかけあがって仕事にいってましたよ(笑)。自分の子どもは4人で、年子の子もいたんですが、その子たちはずっとおばあさんに面倒をみてもらいっぱなしでした。
美)本当に、自分の子ども以上に学園さんの子どもたちの面倒をみていましたね(笑)。おばあさんがいたから畑もやっていけたよね。
小)ほんま、そうやねぇ。
-普段はどんなことをされてますか。
和)おばあさんは折り紙が得意で、手鞠りの折り紙なんか100、200とあるんですよ。あと、ふる里の家にも行ってるんですが、そこで宿題をだされるんです(笑)。国語や算数のドリルなんですけど、しっかり答えていて、本当に感心します。
小)ドリルはやっていて楽しいよ(笑)。
-今の暮らしはどうですか。
小)今が一番幸せです。お正月の時に数えたら、ひ孫が16人もいるんですよ。みんな優しいし、本当に今が最高(笑)。
(インタビュアー 中西 学)