平成28年10月16日(日)午前、船坂里山山学校の各教室で、兵庫県による船坂地区の土砂災害特別指定区域に関する説明会が行われました。
最初は土砂災害がいかに危険なものかを説明するビデオ上映。続いて個別性が強い問題からか、参加者を順番に個別に招いて居住地等が特別指定区域か、指定区域か、何もかかってないか、などを中心にした個別説明という二段構え。
※最初のビデオ上映は、まるで自動車免許更新時の手法そのもの(;^_^
ヒアリングした主な内容は以下のとおり。
①既に指定済の土砂災害警戒区域(いわゆるイエローゾーン)は特に規制なし
(売買の時、相手への説明は必要)
②今回指定予定の特別警戒区域(いわゆるレッドゾーン)は、
A:開発行為時に許可制度発生
B:新増築時の安全性確保必要
C:著しい危害恐れの建築物所有者に移転勧告の可能性あり
の制約が発生。
③「レッドゾーンにかかった土地所有者は擁壁等災害防止対策を講じなければならない」
との制約はない。
④里山学校体育館は地形上イエローゾーンだが、災害時避難指定場所にするため周辺擁
壁工事等を行い、「地形上イエローゾーンのままだが必要な土砂災害対策は行われて
いる」として、体育館を避難場所に(西宮市が?)位置づける予定。
⑤里山学校校舎も地形上イエローゾーンだが、レッドゾーンではないのでA~Cの制約
は及ばない。
何はともあれ船坂は山に囲まれた里。土砂災害に関する情報を、個々がしっかりと把握しておくことが大切のようです(゚ペ)
(中西学)