3月21日(土)午前、3回目にして26年度最終となるまちづくり塾が公会堂で行われました。船坂に来て1ヶ月程度という新しいご家族も参加されていたのが、個人的には嬉しかったです♪
今回の塾は、出席者たちで”船坂の解決すべき問題とその解決策を探ろう”という、出席者自身が実際に検討する”ワークショップ”と言われる形式でした。船坂の問題としては、将来的な問題(高齢化・人口減による地域存続の危機)よりも、間近の高齢者対策や、実際に農業されてる人が多かったからか、船坂の農地で直面し、今の時点で考えなければいけない多くの問題点がピックアップされました。また、個々でだしあった解決策のうち最も票を集めたのは、生活確保のために必要なコミュニティバス運営に関するものでした。最初は”地域存続問題にあまり関係ないなぁ”と思いましたが、それは誤りで、今抱えている問題の解決が将来的な問題の解決案に深く関わっていることに気づかせてくれたのは大きな収穫だったと思います。
内容の詳細と今後の塾の進み方については、後日配布される塾の資料に委ねる(なのでぜひぜひお読みください)として、最後に船坂のまちづくりについて私的な感想を(汗)。
遠い将来でなく、10年後でも船坂地域の維持管理はかなり苦しいのでは?と思えて仕方ありません。船坂の将来に全く関心がない・いざとなれば他所で住めばいい、という人が実は大多数かもしれません。けれどもし、船坂が本当に”消滅”したら自分はどんな思いを抱くのか? 船坂を捨てることに迷いはないのか? この事に少しでもためらいらしきものを感じた人は、船坂のまちづくりの集まりに一度でいいから、まずは試しでもいいから、参加してみてはいかがでしょうか。(中西学)