船坂でそば作りを始めて、今年が17年目になるそうです。17年の間、大勢の方にお世話になり、志半ばで出来なかった方もいらっしいましたが、皆さんの力をお借りして今に至っています。
連作障害が出やすいので、種まきまでが大変です。今現在の場所は部会長の持ち物で、3枚の田んぼで交代で作っています。有馬方面に向かって船坂橋を渡ったところをお借りしています。
今年は種まきを8月7日(日)と決め、前もって草刈りや田んぼの荒起こしをして種まき当日に畝立てをして種を蒔きますが、蒔いてから3~4日間ぐらいは雨を嫌がります。今年も随分迷って種まきをしました。3日目に芽が出て大成功でした。
9月中旬には白い花が咲き、運がよければ土手に咲く彼岸花(曼珠沙華)との見事なコントラストが見られます。10月終わり~11月最初の頃がそば刈りの時期になり、気候によっては田んぼの中にそば干し用の馬を作って天日干しをします。足踏み脱穀機で脱穀してハウスの中で再度干したあと、唐箕でゴミを吹き飛ばして実を収穫します。その後、冷蔵庫に入れて使用する前にそば粉にします。
コロナの関係でなかなか出来ないそばランチですが、今年度は里山学校のイベントで、令和4年9月と令和5年1月にそば打ち体験をする予定です。
(船坂そば部会)