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船坂住民数珠つなぎ 樫野智明さん[RCドリフトサーキット LOCK ON]

 今回は9隣保の下田地区でドリフトラジコンのサーキットを運営されている樫野智明さんから話をお聞きしました。「ドリフトラジコン?」「下田でラジコンコース?」と、理解不能の方がほとんどかも。インタビュアーも話を上手くまとめられているのか正直、心配です(;^_^。

―まずは簡単に自己紹介をお願いします。
樫)現在48歳で生まれは宝塚。小学生の時に名来に移り、中学生の時に建設業をしていた両親と共に下田に引っ越してきました。なので船坂の中学時代の同級生はよく知っています。結婚して私は上山口に転居した後も父母は下田に住んでいましたが、父の他界後、母の家に隣接する資材置場だった場所に、趣味のドリフトラジコンの専用コースを作ったんです。

―すいません。ドリフトラジコンって何ですか(泣)? ラジコンって模型の車や飛行機を操縦機で動かすおもちゃのことですよね?
樫)そうですね。実際の自動車の走法で、カーブに差しかかった時に車体をわざと横滑りさせて曲がるやり方を「ドリフト」と言うんですが、そのドリフト走行に特化した自動車のラジコンを「ドリフトラジコン」と呼んでいます。特化した世界なのでラジコン界の中での人口は少ない方でしょうがそれだけにコアで熱心なファンの方が多いジャンルだと思います。

―その特化した世界に足を踏み入れたきっかけは?
樫)6年ほど前、仕事仲間が子どものクリスマスプレゼントを選ぶとき、おもちゃ屋さんからドリフトラジコンを勧められたんですよ。その仲間はどうするか悩んだすえ、一緒にする仲間がいれば買ってもいいと思ったのか「一緒にやれへんか?」と私を誘ってきたんです。その時はドリフトラジコンなんて聞いたこともなかったんで私も断ったんですが、その後もアプローチが続き、結局買ってしまったのが運のツキ(苦笑)。当時のドリフトラジコンは操縦がとても難しく、三田にあった模型ショップの専用コースで何度も練習していくうちにその魅力に取りつかれてしまい、買った半年後には自分のために専用コースを作り、今ではサーキットとして運営するまでになってしまいました(笑)。

―このラジコンレース場はどんな運営になっているんですか?
樫)名前は「RCドリフトサーキット LOCK ON」です。私が妻をドリフトラジコンの世界に呼込んだので、夫婦で運営しています(笑)。年始除く土・日・祝が営業日で土が12~20時、日・祝が10~18時の基本営業時間。料金は2時間600円を基本に各種設定がありますが、高校生以下・女性および60歳以上は割引があります。ラジコンレンタルや初心者用サーキットもあります。他府県から来られる方もいて、平均20人ぐらいは来店いただいています。船坂の人で興味を持っていただいた方がいらっしゃったら、ぜひ一度遊びにきていただきたいですね。

(インタビュアー:中西 学)


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