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船坂住民数珠つなぎ 小櫻正人さん

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今回はイギリス車、ミニクーパー専門の整備・販売とカフェを船坂でされている2班の小櫻正人さんのご登場。ご近所の”西洋料理 船坂”は小櫻さんのお姉さん夫婦がされてるお店とのこと。いつものランチルームを飛び出し、小櫻さんの”ペニーレーン”にお邪魔してお話をおうかがいしましたε=ε=ε=┌(。・ρ・)┘[ペニーレーン]

―前回登場の宮本さんとはいくつ違いですか?
小)僕は一学年下になります。学校のプールの場所に当時はまだ船坂幼稚園があって、船坂保育園のあと1年だけ幼稚園に行きました。船坂小・山口中・県立西宮高校ときて、大阪芸術大学に進みました。芸大卒業後、大阪でコンピューターシステムの営業を14年ほどして辞めて、この仕事をはじめました。

―芸術大学では何の勉強を?
小)小さいことからデザインするのが好きだったんです。よく銀行のショーウィンドウとかに街のデザインや将来像とかを描いた絵が飾られたりするじゃないですか。大学ではその勉強をしてました。就職先は全くの畑違いになりましたけど(苦笑)。

―生まれた時からずっと船坂暮らしですか?
小)いや、結婚した時に1年間だけ芦屋でマンション暮らしをしてました。窓から緑も見えるしマンション付合いも全く大丈夫なんですけど、空中に住んでる状態が全然落ち着かないんですよ。それで子どもも出来たんで、地べたで住める船坂に戻ってきました(笑)。

―ミニクーパーのお店をすることになったきっかけは?
小)僕が小さい時分のミニ(クーパー)はとても高かったんですが、大人になった頃は値段がかなり下がってました。あと、そろばんを習いに宝塚に通ってた小学生の頃、オレンジ色のミニが走っていたのをよく目にして、”カッコいいな”と思ってた記憶が頭の片隅に残ってたんでしょうね。車を買うとなった時、やっぱりミニを買ったんですが、そこからミニの魅力にとりつかれました。サラリーマンの時から自分で何かしたいという想いもあり、生産中止となったミニを販売できる海外ルートも持つことができたので、平成8年に船坂で思いきってミニの店を開きました。

―それはかなりの決断だったと思うんですが?
小)そうですね。でも、親も妻も反対しなくて、逆に後押しをしてくれたんですよ。特に、ミニの店に来てくれるお客さんがゆったりできるカフェみたいな場所を欲しがって、その希望をかなえてくれた妻には本当に頭があがりません(笑)。

―船坂で今、気になっていることはありますか。
小)特にありませんが、今はまだ運転できるけど、そのうち歳をとって車に乗れなくなったら、バスの移動になると思います。歳をとっても大好きな船坂で生活していきたいので、もっとバスなどが充実するといいですね。

※新聞紙上にはスペースの関係で掲載できませんでしたが、小櫻さんが初めて買ったミニクーパーの写真がこちら。

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小櫻さん自身のレストアで、今は奥様の車になっているとのこと。カフェ「Penny Lane」とのコラボ風景はとってもお洒落です~。

(インタビュアー:中西学)


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