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船坂住民数珠つなぎ  塩貝朝夫さん

新年最初の数珠つなぎは10隣保の塩貝朝夫さんのご登場。船坂はパワフルな人が多いのですが、塩貝さんもそのお一人であることが判明、数珠つなぎも元気をいただいて新年早々縁起の良いスタートになりました(^_^)

―船坂での生活はいつ頃から?
塩)昭和57年に引っ越してきたからもう約35年になります。生まれ育ちは京都の綾部市で、親戚がしていた西陣の染物屋にお世話になりました。3年ほど勤めましたが他の仕事をしたいと思って、大阪に住む姉のもとに移り、いろんな仕事につきました。

―どんな仕事をされたんですか?
塩)工場の工員や夜のアルバイトも含め様々な仕事をしました。団塊の世代で好景気でしたけど、何しろ食べていかないといけないので大阪に住んでも遊ぶ暇は全然なかったですね(苦笑)。25歳の時に西宮市の職員募集で採用され、4月から土木技術職の仕事につき、生活も安定していけそうだということで11月に結婚、その後は仕事をいっさい変わっていません(笑)。

―結婚したら転職は難しいですよね(笑)。趣味は何かお持ちですか?
塩)大阪時代、たまの休日は知り合った山仲間たちと、近畿の山や北アルプス等々に登ったりしていました。あと、子供が高校で自転車競技部に入っていた影響で自分も自転車に乗り始めました。広島や関東方面の大会の時は、運転手で都度、会場に連れて行ったりしたので、自転車に関わる時間が自然と多くなった結果です(笑)。

―社交ダンスもされているとお聞きしました。
塩)最初に始めたのは妻だったんですが、私のほうがハマってしまいました。「人」、はリズムに乗ること、踊ることは誰もが持つ特性ですからネ・・・(苦笑)。ダンスと聞くと戦後一時期流行したイメージが浮かびがちですが、今は風俗営業法からも除外されているし、学校では「スポーツ」としてダンスの授業があるぐらいです。社交ダンスはルンバ等のラテン系と、ワルツ等のスタンダード系の2つがあります。文字にすると難しそうですけど、音楽のリズムにあわせて身体を動かす楽しい「スポーツ」と考えればなじみやすいかもしれません。ダンスの指導資格を持っていて、今も芦屋や三田でダンスレッスンをしています。

―船坂でも里山学校を使って活動されているとか?
塩)週に1回、木曜日の10~12時に教室を借りて「船坂ドドンパ」との名前で社交ダンスのレッスンをしています。デイサービス利用はまだ早い! という方に、楽しく緩やかな健康スポーツとして和気あいあいと楽しんでもらいたいです。社交ダンスと聞くと「正装しないといけない」とのイメージで身構えがちですが、正装なんていりません。普段着・普段靴で老若男女、今からでもはじめられるので、興味のある人はまずはレッスン見学していただきたいですね。

(インタビュアー:中西 学)


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