大盛況の2023年サツマイモ収穫体験

 記録的猛暑の呼び声高い2023年の9月30日(土)、船坂里山学校イベントのサツマイモ収穫体験が実施されました。当日は曇り気味で畑作業には快適な環境でしたが、それでも気温はまだ30度近く…って、本当に今年の暑さは異常でした…(^^;。
 10時受付ですが取材準備で早めの9時30分に到着。学校前の畑では既に学校スタッフが、参加者がイモ掘りしやすいようにマルチビニールとイモ蔓の取除き作業を行っていました。お疲れ様でございます<( _)>。ふと周りを見渡すと、受付30分前にも関わらず既に多くの参加者の姿がありました。小さいお子さん連れの家族が多く、地の人の姿はあまり見かけず、全体の1割程度ぐらいの印象。スタッフに聞くと43組84人もの申込みがあったそうで、学校単発イベントとしてはえらく多かったようです。
 予定時刻を少しオーバーしつつサツマイモ掘り体験会が始まりました。大人子ども入り交じった高さデコボコの、微笑ましくもなが~~い列がスタッフの誘導で畑にいざなわれていきます。3列の畝に参加者が陣取ったあとイモ掘りの説明。そこで「自然の産物ですから出来の悪い(イモが少ない・小さすぎる等)株もあるので、その場合はスタッフに声掛けください。株の出来や状況次第ではもう1株収穫していただきます」とのお言葉が。他所の同種イベントでは申込み株以上の収穫は「絶対不可」もあるので、優しいご対応(もちろん出来や状況判断から「やはりこれで終了」との判断もあり得ますが)。皆さん一生懸命掘って掘って掘りまくって、あちこちから歓声があがっています。普通サイズに加えて25~30cm級を4、5個も収穫したところもありました。遅れてこられた方も体験に順次参加できたようで何よりです。
 収穫のあとはグラウンドに戻って用意されたおイモの試食。小さいお子さんたちがおイモの前に集まっては「まだよ」と言われて名残惜しそうに去り、でもまた気になって集まってくるさまはとても愛くるしかったです。試食も他ではあまり見られない体験なので当イベントの一つの売りになるのかも。
 試食後、希望者は学校校舎を見学されるなど、思い思いのスタイルで船坂を楽しんでいただけたご様子。来年の開催が今から待ち遠しい秋の空でした。

(編集長 中西 学)

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