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ドローンが平木の畑地を舞い上がる ネット仕様長文編

 とある日、消防屯所近くから平木の畑地に入ってすぐの左手に「ドローン」が浮かぶ姿を目にしました。「何や何や?」と驚きつつもその時は通り過ぎましたが、どうにも気になって仕方ありません(;^_^。
 最近、話をお聞きする機会が出来たので、活動主体の「やまびこSKY」代表の山本惣太朗さん・船坂担当の森田玉美さん・場所提供者の山﨑文夫さん・スタッフの方々に船坂公園近くの現地で取材させていただきました。

●「やまびこSKY」は国交省航空局より認定を受けたドローン操縦、農薬散布や除草剤散布など様々な撮影など、ドローン全般のサービスを提供する団体です。広島出身の山本さんと森田さんの3人兄妹が団体を立ち上げられました。
 3人とも別に仕事を持たれていますが、ご両親が3人仲良く協同の活動を望まれ、かつドローンに興味を持たれていたので、親孝行に繋がるとの想いとドローン事業の将来性を考えて約1年前から講習活動を開始。団体名の「やまびこ」は、父の名前「山(やま)本博彦(ひこ)」からつけられました。

●ドローン講習拠点は山本さんがいる広島市に2箇所、森田さんが西宮市で保育勤務している関係で、ここ船坂に1箇所の計3箇所。
 講習には操縦実技のための場所が必要ですが、森田さんと交流の深い山﨑文夫さんが平木の所有地を講習場所として、なんと無償で貸し出しされました。無償貸出しの条件は、近隣に迷惑をかけないことと、(船坂小学校・JA船坂出張所の閉鎖などの地域実状への懸念から)船坂の活性化に協力することの2点。
 なのでドローン飛行に関する疑問や心配の声があれば、誠心誠意をもってご説明いたしますとのこと。活性化協力については、1回3,300円のドローン操縦体験を船坂住民は「無料」とされていますし、何よりも講習場所近辺の方々のみならず船坂全体と交流を深め、ゆくゆくは地域のために何か役立ちたいと考えておられました。

●ドローンの操縦は航空法をはじめ土地地上権(空中使用権)や個人情報保護法など、膨大な数の法律・規制が関係します。加えて墜落などの事故リスクを極限まで抑える必要があることから、充分すぎるほどの訓練が必要なのに、ドローン操縦資格にかかる法整備は現在も進行中の段階で、講習内容も実際は団体によってバラツキがあり玉石混合の状態。
 「やまびこSKY」では、認定団体として責任を持った講習の実践を掲げられていて、座学はもとより実技講習においても確実な技術の習得のために、受講者の費用コストを出来る限り考慮した講習を心掛けられている。

●ドローン講習に関しては、「やまびこSKY」のホームページ(https://yamabikosky.or.jp/)をご覧いただき、受講コースなどを参照のうえ、各種お問合せください。

 取材は、現地に設置いただいた簡易テントで実施。取材中、終始なごやかな表情でありながら、ドローン講習に関する時は真摯な表情で話されていたのがとても印象的でした。インタビュー後はドローン操縦を見学。大型機の風力と小型機のスピードに驚き。不器用かつビビりな私が操縦出来るようなるには、かなりの講習時間が必要になりそう…(;^_^。最後に集合写真を撮影。元気に活動されてることが見て取れる写真だと思います (≧∇≦) 。

(編集長:中西 学)


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