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視察研修会を終えて- 船坂里山学校管理運営委員会

 7月8日(月)梅雨の中休みで真夏の日差しが厳しい一日でしたが、船坂里山学校管理運営委員会で奈良県宇陀市室生にあるふるさと元気村へ、15名の参加者で視察研修に行かせていただきました。
 この施設は2002年に地元の田口小学校が126年の歴史に幕を閉じ、廃校となった小学校の跡施設の活用を宇陀市と検討され、2007年に市の文化芸術体験交流施設「ふるさと元気村」として生まれ変わりました。船坂里山学校と同じ経緯をたどっているこちらの施設に興味をもち、指定管理を受けている地元の小学校跡活用委員会の江本幸雄さんからこれまでの経緯や問題点にぶつかったときのお話し等をお聞きしました。率直な飾らない口調の中に地域を思う熱い気持ちを感じる時間でした。その後各教室を見学させて頂きました。
 文化芸術体験(陶芸・草木染・切り絵・木工制作・油絵等)を主に活用されている施設なので、船坂里山学校の活用方法とは異なるものの、企画事業などに参考に出来る事もあると思いました。ふるさと元気村を後にすぐ近くの室生寺門前の橋本屋で山菜料理を頂き、室生寺を参拝しました。私は暑さに弱いので五重塔までで、健脚の方は更に片道600段以上上った所の奥の院まで参拝されました。翌日にこたえなければいいなぁと案じながら、帰路につきました。
 ふるさと元気村にも船坂里山学校にも言えるのが、過疎化と後継者不足が問題点。難題ですね。

(古薮優子)


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