船坂のある家で「最近飼っているニワトリが減っているかな?」と感じながらのある春の日のことでした。近所の人がキツネがニワトリをくわえて歩いているところに遭遇!!「こら~!」と言うとキツネはニワトリを置いて慌てて逃げてしまいました。
残されたニワトリを見て近所の人は「食べようかな?」とも思いましたが、「ニワトリを飼っている家と言えば…!」とニワトリを飼っている人に連絡をしてみると、キツネがくわえたので何か菌が付いているといけないのでということで引き取って帰られました。他のニワトリも卵を産まなくなっていたこともあり、後日代わりのニワトリを連絡して下さった方にお渡しされましたとさ。
近所とは言えニワトリを飼っている所から目撃された家までは結構な距離があり、どうしてそんな長い距離をキツネが重たいニワトリをくわえて運ぼうとしていたのかは知る由もありませんが、もしかしたら子ギツネが巣穴で待っていたのかも?しれませんね。
(編集委員 中尾 尚美)