平成29年7月30日(日)の10時30分。
夜半の豪雨・雷も何とか止み、曇り空広がるここ船坂で、そば作り体験農園の説明会が開かれました。
#今回の説明会開催を知ったのが前日で、当日大慌てで取材に出向くという
#再びのていたらく。
#5月7日の米作り体験農園説明会でのどたばた取材の失敗を反省したにも関わらず、
#またも同じ失敗を繰り返してしまいました( -_-)ノビシ*)゚O゚)あぅ
船坂では既に米づくりの体験農園は8年前から実施されてきていますが、そば作り体験は今回が初めて。
主催が西宮農政課、事務局がJA兵庫六甲とここまでは米づくり体験と同じ体制で、協力の船坂地域側は、今回は県民交流広場事業として活動してきている船坂そば部会が行っています。
あと、体験の最後のイベントにそば打ち体験も予定されているので、自分たちでうったそばを入手できるのが嬉しいポイントだと思います。参加定員組数20組のところ約40組の申し込みがあったと聞きました。盛況で何よりでした(^▽^)。
当日は西宮農政課は欠席。JA兵庫六甲の林さんの進行のもと、約13組程度の出席で説明会開始。中田部会長のあいさつとそば作り作業での注意事項、林さんの今後のスケジュール等の説明がされました。長袖長靴着用、虫や蛇への注意等々、農業者にとっては本当に当たり前の説明内容なんでしょうが、農業
しない私には新鮮でした。いくつか「へぇ~」「ほぉ~」の小声を漏れ聞いたので、私と同じく、参加者の皆さんにとってもきっと新鮮な話なんだろうなと思った次第(;^_^。
作業時の駐車場やトイレなどの質疑応答の後は、実際の畑に移動されて場所確認とあれこれお話。お昼前には説明会が終了しました。
そば部会からの説明や質疑応答から感じたことですが、街中の「当然」が田畑では「あり得ない」、街中の「あり得ない」が田畑では「当然」、であること。
街中ではありふれた冷暖房・日かげに風よけ・飲み水・自動販売機・トイレは、田畑にはめったにありません。街中ではほとんど目にしない虫・蛇・土汚れ泥汚れが、田畑ではごくごく当たり前なもの。言い換えれば田畑は「不便・汚れ・危険」なのが当然。参加者の皆さんにはそのことをよく理解いただいたうえで、「不便すら非日常の時間として楽しむ」ぐらいの感覚で参加いただけることを、船坂一住民の個人としては望むばかりです(;^_^。
何はともあれ、船坂そば部会さんとしては初の試み。これから課題や問題がたくさんでてくるでしょうが、今回の試みが上手く進んでいくことを願ってやみません。
(編集長 中西 学)