船坂の茅葺き古民家のひとつである”田中邸”では、この秋、2つ新たな活用が行われていました。
一つ目は、11月12日(日)に行われた船坂まちづくり部会のワークショップ(小麦をつくって茅葺き屋根を直すプロジェクト)で、講座を聞いたりみんなでランチを食べるメインの会場としての活用。秋冬の古民家は冷えるのが難点ですが、古き良き雰囲気とワイワイできる畳の空間はイベントに適しているな、と思いました。
二つ目は、11月23日(木)~27日(月)に船坂の造形作家 河中登さんによる古材を使用された素敵な個展「ちょっと寄り道 展」のギャラリーとしての活用。古民家は建具でスペースを自由に区切ることができるので、また違った古民家の顔が見れて、素敵に演出された空間を拝見することができました。
これからももっと色々な保存・活用ができるといいなと思いました(^^)
(編集委員 西口かおり)