7月25日(木)19時30分から音頭保存会の方々が公会堂で練習をしていらっしゃると伺ったので取材に行きました。
音頭が聴こえてくる大広間に入ると、真剣に練習をされている音頭取りと太鼓の方々、歌詞を確認している自治会の方々の他に、ビデオを撮っている方と本とコピー用紙で何かをチェックされていらっしゃる方が居られて「???」って状態の中1曲が終わると、早速チェックをされている方にお話しを伺いしました。
西宮市の方で、平成29年度から「無形文化財緊急調査事業」が立ち上がり、3年を掛けて山口町の“袖下踊り”の調査を実施し、最終的に動画と文字で記録に残すために確認されていました。“袖下踊り”は「無形民俗文化財」に指定されていますが、船坂の音頭は昭和2年から現在の形になっていて、他の山口町の音頭と比べると節回しや歌詞も前後していたり、振りも少し違うそうです。「この音頭とこの踊りがあったという事を残しておきたい!!」と力強く語られていました。
私たちも毎年開催される8月15日の盆踊りで、16日に山口連合自治会で大会も開催されるそうなので、踊り継いで行ければと思います。
(編集委員 中尾尚美)