昔、ソフトボール大会で利用していた薬科大グラウンドの現状(R2年10月号)の続報です。取材に成功(突破)しました(^_^)。
グラウンド跡にはいくつものLED照明灯に芝生がしきつめられたサッカー場と、その奥にテント布地で覆われた大きな建物がありました。その横にアイボリー色の建物と、赤橙色が印象的な建物が並んでいます。広い駐車場もあって、大きな建物には「SWH西宮 Futsal Club」、アイボリー色の建物には「SWH西宮スポーツ学習塾」の文字が見えます。今回はスポーツ学習塾代表の児玉磨(こだまおさむ)さんに話をお聞きしました(R2年10月時点)。
おおもとの運営主体は「一般社団法人SWH Futsal Club」。そこに社会人フットサルチーム「SWH 西宮Futsal Club」と、日常学習で培われる基礎学力とサッカーの論理的思考との兼ね備えを主眼とした「SWH西宮スポーツ学習塾」の活動が、ここで行われています。R1年9月に整備工事が始まり、R2年4月には工事がほぼ完了しました。
SWHフットサルクラブは男子チームが『関西フットサル1部リーグ』に、女子チームが『日本女子フットサルリーグ』に所属し、船坂をチーム拠点(ホーム)として、平日20~22時の間で練習、土日に遠征・試合等が行われています。テント布地の大きな建物はフットサルの屋内コート。屋根と側面は開放も出来、風通し出来る仕様です。赤橙色の建物は、チームのクラブハウスです。
スポーツ学習塾は、「サッカーも勉強も本気でする!」をキャッチフレーズに、前半学習・後半サッカー練習を基調として、小学4年生以下対象の学習塾。現在の生徒数は4年生3人、2年生と1年生が各2人、幼稚園生1人。サッカーのみ受講が2人の計10人。「日常学習が大切」との観点で受講日は平日16時30分~19時30分。西宮・芦屋・尼崎から来られていて、送迎バスもあります。体験学習も随時受付されており、講師は学習担当1名、サッカー担当2名で、子どもたちが「あ~楽しかった!」と体感できるプログラミングのもと、指導されています。サッカー練習は芝生のグラウンドにナイター設備もある良い環境。雨天時は屋内コートも使用でき、小さい子ども向けのスポーツ道具もあります。「一度、体験学習で実際にこの環境を見てもらえれば、きっと気に入ってもらえると思います」とのこと。
「私たちが考える学習環境として船坂は本当に理想的。今後は船坂の方々とも交流・親睦をはかっていきたいです」とおっしゃっていただきました(^_^)。
旧薬科大グラウンドは「SWHフットサルクラブ」の本拠地として新しく生まれ変わっていて、今後ますます発展していくぞという想いが感じられました
(編集長:中西 学)