今月はグラウンドゴルフをはじめ、多方面で活動されている亥角秋枝さんのご登場です。
―グラウンドゴルフをはじめたきっかけは?
仕事が定年になって暇になり、何かやりたいなぁと思っていた時、グラウンドゴルフのことを耳にした記憶があったので、インターネット等で調べてみました。そうしたら基本的には個人競技なので自分が失敗してチームの人に迷惑かけることもないし、ルールも簡単なので「これは私に向いてるかも?」と興味
を持ち出したのがきっかけです。
―その時はまだクラブとしてなかったんですよね。
ゲートボール部はありましたが廃部になっていたので、SC21船坂に「グラウンドゴルフをやってみたいんだけど…」と相談したところ、たまたまSC21が用具を持っていたこともあって、老人クラブで参加者を募ってもらって平成19年4月にグラウンドゴルフ部を立ち上げることができたんです。
―グラウンドゴルフの前は何か船坂でされていたんですか?
な~んにもしてませんでした(笑)。船坂に嫁いできて、縁あって船坂農協(当時)に昭和51年から勤めることになって、農機具や生活用品を扱う部署にいました。その頃の船坂農協は食料品や日用品が揃った小さなスーパーマーケットみたいな感じだったんですよ。転勤で半年ほど離れたことはありますが、それ以外はずっと子育てしながら定年まで船坂で働きました。そんな状況を周りの人が配慮してくれたこともあって、地域のことに主だって関わることはほとんどありませんでした。
―グラウンドゴルフ部の概略を教えてください。
最初は船坂公園でやってました。SC21の協力で市の指導員さんに来てもらってルールやゲーム進行を教わったりしたながら、山口町の大会にも参加しはじめました。今は船坂小学校のグラウンドで水曜日と金曜日に、季節によって時間帯を変更しながら活動しています。ゼロからのスタートでしたが、やってみたら本当に楽しいんです。マイボールやマイクラブを持ったりしてますが全然上達しなくて「何年やったら上手になるんやろ~(笑)」と言いながらとても和気あいあいとやっています。「一度やってみたいなぁ」という人がもしいらっしゃったら、ぜひいちど参加していただきたいですね。
―とても充実した時間を過ごされてますね。
定年になってからはお友達と旅行したり、東京や大阪に住む子どもと孫のところを行ったり来たりしています。船坂ではヨガ教室に通ってますし、小学校跡地の管理当番もしてます。また、声をかけてもらって船坂ランチの手伝いや船坂の産物を加工して商品化を目指す加工グループにも参加してます。定年後に病気を患って塞いでいた時期もありましたが、今はいろんな事に参加して若い人たちと一緒
に活動することですごく元気になり、とても楽しい日々を過ごしています。ワァワァ言いもって楽しい時間・楽しい日々を過ごす、これが私の健康法ですね(笑)。