ご登場いただくのは１班の大前節子さん。お会いするのが実は初めてで内心ドキドキしてましたが、優しくほがらかにいろいろお話しいただきました!(^^)!

―大前さんは結婚して船坂に来られたんですか？
大）いえ、船坂出身で旧姓は椴木なんです。８班の椴木三重子さんのところが母屋で、ウチは隠居にあたります。

―そうなんですか！　それは失礼しました（あたふた）
大）いえいえ、全然大丈夫ですよ（笑）。だから幼稚園も小学校も船坂です。地域の人がボランティアで裏山整地して建設された、上の校舎がもうできていて、私らはそこで授業をうけていました。
当時の頃末校長先生がとにかくあちこちイジることが好きな先生で、私たちもよく石運びの作業をしてました。あと、学校に来ても宿直の先生がまだ寝てるのでみんなで起こしたりとか、給食もはじまってましたが、当時珍しいマヨネーズを使った料理がどうしても食べられない子がいて、午後の授業になっても手つかずの給食が机の上に残されていたりとか、そんなことがありましたね。

―中学・高校時代の思い出は？
大）山口中学に男子は自転車通学してましたが、女子は全員徒歩でしたね。それがしんどくて、よく休憩して通学途中の家の方からお水やトマトをもらったりしました。そのトマトの美味しかったこと！　知り合いの人のトラックの荷台に乗せてもらったりもしたけど、今じゃ絶対ダメですよね（苦笑）。高校は数珠つなぎに最近登場された亥角洋子さんと同じ女学校でした。私も友達の家に遊びに行って最終に間に合わず、友達の家に泊まって次の日そのまま高校に行ったこともあります。お弁当まで作ってもらったりしてそこのお母さんには本当にお世話になりました。

―高校卒業後はお勤めですか？　ご結婚はいつごろ？
大）阪急百貨店でお客様の誘導や総合案内係を勤めていました。船小に友達が勤めていたので休日に遊びにきたりしてたんですが、主人も船小の先生をしてたんですね。で、盆踊りの時、主人から「一緒にスイカ食べません？」と声をかけられて、私も食い意地がはってるもんだから、ついついお誘いに乗ってしもうて…（笑）。そこからお付き合いが始まりました。

―スイカが取り持つ縁だったんですね（笑）。結婚後は？
大）逆瀬川に２年ほど住みましたが、船坂で土地を紹介してもらって引っ越してきました。ずっと船坂でしたが、主人の長期出張でブラジルに住んでいた時期もあります。向こうでは盗難にあったり言葉の問題で苦労したりと本当にいろんな事がありましたが、ものすごくいい経験だったと思います。今は仲の良い友達と楽しく過ごせて毎日が楽しいです。

―趣味でされてきたことは何かありますか？
大）プール教室にずっと通ってます。最初の３年間でがんばって４泳法をなんとかマスターしました。当時、教室から水泳大会にでませんか？　と言われたんですけど断ってました。だって私、飛び込みが出来ないんですもん（笑）。

（インタビュアー　中西　学）