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工事は続くよ どこまでも? 堰堤工事と”ねずみがわら”

 船坂では、いつもどこかで工事が行われていて途切れない印象があります。多くは災害対策工事で、これは船坂生活がモロに自然と隣合せである証明だと思うのですが、この4月にそれら工事の一つが完了したので、ちょっと覗いてみました(;^_^。

 場所は4隣保と5隣保の境界付近、大多田川上流(昔は”橋ヶ谷川”と呼ばれていたあたり?)で、土砂災害防止の堰堤工事です。上流には、筆者が船坂に住み始めたころに何度か訪れた”ねずみがわら”があります。5/21現在、道路接面部は低い盛土にトラロープが張られています。なので、ここからは大人の自己責任。横手の下り道から入ると少し先に堰堤が。風雪にさらされ傷だらけのコンクリ堰堤の中央部が少し削られ、小さな透過部が設けられていました。130号で記事にした船坂川上流堰堤と比べるとかなり小ぶり気味(^_^)。先に進みふと堰堤の裏側をみると、そこはコンクリが真っ白。既設堰堤の補強工事が行われたように見えます。

 ここまで来たので”ねずみがわら”まで行ってみました。樹々茂る道なき斜面を進むと旧の石積み堰堤が残っていて、その先が”ねずみがわら”。昔同様、白っぽい土くれの広い地面に赤茶っぽいところが少し混じった山の地肌があわさって、”生”が感じられない「無の世界」のようだとの印象そのままホエー(°◇°〃)。

 しばらく佇んだ後、無事に入口まで帰還。記述の通り危ない場所なので、お子さんは絶対に立ち入らないでくださいね( / ̄。)/トオセンボッ!

(編集長 中西 学)


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