新年そば打ち体験会 準備あれこれ

 新年の里山学校イベント、そば打ち体験会が1/22(日)に開催されました……が、実は体験会は昨年9月、今年度第一回目を既に開催済。そこで今回は少し視点を変え、実際に体験会を運営する「船坂そば部会」の準備の模様あれこれをお伝えします。
 今回のそばは昨年8月に種をまき、11月からの刈り取り・天日干し、脱穀を経てやっとそばの実を収穫。1/19(木)にそばの実の粉ひきが行われました。そばの実をそば粉にするにはまず、①みがき と ②石抜き でそばの実の汚れや石を除きます。次に、③そばの実を選別して脱皮させた後、④製粉。最後に⑤ふるい にかけて、やっとそば粉が出来上がり。かなりの時間が必要な、大変な作業です。

 さて、体験会の本番当日。そば部会スタッフは9時頃に集合して、そば出汁を仕込みつつ会場の設営。ビニールシートを床にひき、そばを打つ机をセット。机のセットは2台?3台?、机の高さがあわんぞ、去年の配置はどうやった?、等々あ~だこ~だ言いながら進めていくのは毎度のご愛敬(^_^;。その間にそば出汁のいい匂いが漂ってきました。
 次はそば打ち道具のセット。めん台(のし板)、めん棒、こね鉢、ふるい、砂時計等が各机に置かれ、中央に配置した2台の机にはそれぞれ、練ったそば生地を切るめん切りカッター、めんの太さをあわせるためのこま板、秤、そば入れトレイなどを配置。そば粉などの材料類は開始前にセットするとのことなので、とりあえずそば打ちの最低限の準備が完了。
 続いて、参加者着席用のイス・会場受付・里山学校が収穫したさつまいもの販売準備(^_^;・試食時の机の配置検討などなど、ここに書ききれていないたくさんの細かな段取りをこなしてようやく一段落……と思いきや、スタッフはそれぞれ、そばを打ち始めました。なんで?とお聞きしたところ、そば打ちを教えるための自分たちの練習と、試食のそば用の仕込みとのこと。あああ、イベントって本当に大変だなぁ…。

 12時前にようやく作業終了。受付が12:30なので残り1時間もないなかスタッフ全員が慌ただしくもあれこれ話しながら昼食を終えました。時刻はもうすぐ12:30。さぁ、そば打ち体験会がまもなく始まります!

(編集長 中西 学)

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