７月２１日（土）夏休みの初日、船坂小学校跡施設管理運営委員会主催、「夏野菜収穫＆流しそうめん体験」が行われました。
灼けつくような猛暑の最中でしたが、親子連れで賑わいました。
始めにランチルームで、手順の説明を受けた後、野菜の収穫用のビニール袋を手に学校の裏から神社の横を抜け、船坂交差点手前の畑に着きました。
畑には、丁寧に育てられたキュウリ、トウモロコシ、トマトの３畝の小さなビニールハウスがありました。
まずは、トウモロコシの収穫です。食べ頃の状態、もぎ方の説明の後、ビニールハウスに入り、小さなお子さんたちも、自分のトウモロコシ！と一生懸命でした。

また、「キュウリの花だよ～。絵本で見たのと一緒だね～。」と話されていた親子がおられ、田舎育ちの私は「キュウリの花って珍しいんだ･･･」と驚くと共に、ちゃんと予習して、体験させておられる姿に感心しました。
その後は、流しそうめんです。この日の為だけに作られた、青々として長い竹の流し素麺台が、旧校舎へと続く“く”の字の坂を下っていました。前日から設置されたとの事です。それにしても卒業生の皆さんが登校されていた頃は、この坂が流しそうめんに使われるなんて、思いもよらなかったことでしょうね。
この日は、“猛暑”が青竹の香りと共に一層、そうめんを美味しくしてくれました。例年通り、プチトマトやキュウリも混じって流れてきました。本当に暑い日でスタッフの方々も大変だったかと思いますが、ご参加の皆様には船坂の夏を満喫頂けた事と思います。

（編集委員　塩貝 聖子）