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船坂マルシェ 秋の一日 

11月12日(日)船坂里山学校にて西宮市主催の「まちたびにしのみや2017for family」の一環で『船坂マルシェ』が開催されました。


当日は天気にも恵まれ、西宮市長の挨拶で始まり「みやたん」も登場、当初は船坂新聞の取材だけの予定でしたが、急遽受付をする事になり特等席でステージのイベントを見る事が出来ました。
ステージでは3組のアーティストの方々が出演され、1組目はギターとボーカルのデュオでアニメや子供達が喜ぶ曲を、2組目はアカペラグループで少し懐かしい昭和の曲を、何曲目かでボーカルの1人が客席に行き1人の子供の前で身振り手振りで歌いました。
子供の反応は⁈と見ていたら、歌っている間はじーっと固まったままで、ボーカルの方がステージに戻るや否や安心したのか、大きな声で泣き出してしまいました。ステージを見ていた人全員で大歓声!!

3組目は子供を持つお母さん達のグループで管弦楽の曲が演奏されました。
他にも畑でヨガ!船坂ノルディックウオーキング!パン教室に手作りミサンガなど参加型のイベントも沢山あり、ふれあい広場では船坂産の新鮮な野菜や果物たち。手作りのジャムや栗の渋皮煮、お味噌やこんにゃく、甘酒など、すごく沢山の商品が並びました。
中でも竹炭で焼く焼き芋は人気で、あんなに大きくて150円なんて、焼き芋屋さんで買ったら絶対3倍以上はすると思います!
旧教室では鉄道模型の展示や、ランチルームでは船坂産の新そばも食べられ、苦楽園のお店のコーヒーと夙川のお店のパンも売られていて、本当に盛沢山のマルシェでした。

地元の方々はもちろん、わざわざバスに乗って来て下さった方、今年初めて参加された方や何回目かの方、自分のお小遣いの中から大事に金券に交換する子供達など、沢山の方々がこのマルシェで交流されていました。
受付の傍らには沢山の黄色いイチョウの葉が重なるように落ちています。マルシェの傍らで子供がそのイチョウの葉を一枚ずつ集めてみたり、たくさん拾って持ち上げては飛ばしてみたり、そんな光景を見る事が出来るのも船坂ならではだと思う秋の一日でした。

(編集委員 中尾 尚美)


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