土砂災害対策工事が行われました

今、稲荷神社の鳥居前周辺から、船坂里山学校の竹やぶがあった場所へ向かう道の様子が少し前とは大きく変化しています。先日前を通ったのですが、私は最近舟坂バス停よりも西側しかほとんど行動していなかったため、あまりの変化に驚いてしまいました。
その変化とは、写真にあるように、竹やぶの範囲が縮小してコンクリート擁壁が整備されているというものです。
これは調べてみると、兵庫県による土砂災害対策の推進事業のひとつのようです。船坂新聞2019年3月号(126号)の記事では船坂里山学校の坂道の竹やぶの工事のお話がありましたが、こちらも同じく土砂災害警戒区域の「船坂(4)Ⅰ」という急傾斜地の崩壊の心配がある場所となっており、壁を設け緑化を行う“山腹工”による工事が行われました。
県によると、第2期土砂災害工事は終了しているようで、道路沿いは今後ガードレールを設けず、現在置いてある工事用の柵は竹が再び大きくなるまで置いておくそうです。
船坂の景色が変わってしまうのは少し寂しいですが、これから来るかもしれない大きな災害に備えて、より安全になったことは心強いですね。

(編集委員 西口かおり)

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