3月の船坂新聞の会議で記事として取り上げることが決まった時には、まだ工事の看板が立っていたので、看板を見れば詳細が分かるだろうと余裕綽綽で思っていたら、その翌週には看板が撤去され、「アレ~?看板が無くなってる?!(;^_^A」という事で工事が完了したようなので、いい天気の日に母と現場に行ってみました!
場所は船坂東口のバス停を宝塚方面に少し向かった所。古薮さんのお家の向いの畑が丁度終わる辺りを、畑の方に少し入った所で、確か随分前に回覧版で太多田川の砂防堰堤改修工事のお知らせが回って来ていたなあと思いながら、国道から入って行くと土だけの場所が広がり、更に進むと下り坂になっているその奥に立派な堤防があるではないですか?! 長く船坂に住んでいますが、こんな所にこんな堤防があったなんて全く知らなかったのでびっくりしました。船坂東口には橋が架かっているので川があるのだろうとは思っていましたが、太多田川がこんな道のすぐ近くに流れていると思っていなかったので、それにも驚きました。
小さい頃にはねずみがわらや、川上の滝の方の堤防(当時は砂防堰堤という言葉も知らず、堤防とかダムと言ってました)で良く遊んでいましたが、その頃にはその堤防がどういう理由で建てられているのかも知らず、子供ごころにワクワクする場所だったので遊びに行っていたのでしょうが、ずっとずっと昔から土砂災害などから守られてきていたんだなあと今頃になって実感しました。そのお陰で今こうして生活できているんですね。ありがたいことです。
(編集委員 中尾 尚美)