2025年度のじゃがいも収穫体験が6月22日(日)に開催されました。連日梅雨とは思えない暑さに、屋外作業は大丈夫だろうか…と心配していましたが、太陽も中休みの薄曇りの中で一安心。
当日は家族連れが多く約45人が参加し、時間になるとワイワイと里山学校前の畑へ進んでいきます。じゃがいもは1組2株を掘りますが、2列の畝の中から自分たちで好きな場所を選びます。
じゃがいもの種類は『キタアカリ』といい、甘みのある品種で、皮が薄く煮くずれしやすいのでサラダやじゃがバターなどにおすすめのようです。調べると、ビタミンCも多いようで、夏に食べるのにぴったりですね!
収穫体験は自由にそれぞれの株を掘っていくのですが、それぞれたくさん収穫されており、大量のじゃがいもが土から掘り出されていました!参加された子どもたちは、じゃがいもがなくなった後の土をただ触ったり掘ったりするのもとても楽しそうにしていたのが印象的でした。土いじりは大人にはストレスの軽減効果があったり、子どもには五感の発達を促すなど、人にいい影響を与える行為ですが、参加者の方々の顔を見ていても、改めていい経験だなあと実感しました。
参加された方は、西宮市内の南部から来られている方も多く、こういった体験を求めてインターネットで検索などされて知った方もいらっしゃるようです。複数家族で誘い合わせて来られていたりして、休日に気軽に参加できるのがポイントなのかもしれません。「子どもが土に触れる体験ができるだけでもありがたいのに、じゃがいもをお土産として持って帰れるのが嬉しい」と体験を大変楽しんでおられ、こちらも嬉しくなりました(^^)。
収穫体験で袋いっぱいのじゃがいもを抱えて、最後にはさらに試食として1個まるごとのじゃがバターをいただき、満足感たっぷりのじゃがいも収穫体験でした。
(編集委員 西口 かおり)