今年で4年目となる船坂里山学校主催「味噌作り講習会」が行われました。 人気のイベントだけあって、今年は1/26、2/3、2/16と3回行われました。私は2/16の回にお邪魔しました。
里山学校のドアを開けると大豆の炊けた時特有の甘い香りが漂って来ました。 誘われるように入ると、中央に机が寄せられ、参加者の皆さんがエプロンに三角巾、マスクの出で立ちで、作業されていました。 その日は12組22名その内子供さんが6名、幼児さんから大人の方まで幅広い年齢層の方が参加されていました。パパと小さな子供さんというグループもおられましたよ。
材料は、船坂里山工房の方が作られた米糀、兵庫県産100%の大豆とお塩で、いわゆる倍糀のお味噌作りを体験されました。 写真のように温かい大豆をマッシャーでつぶし、塩糀を混ぜ、大きめのお団子状に丸めます。それを各自持参された容器にぶつけるように空気を抜きながら隙間無く詰めた後、ふり塩、鷹の爪を置いた後、上から重石の代わりにビニール袋に入れた糠で密封し、仕込み終わりです。かわいらしい梅壺に仕込まれた方もあり、楽しんでおられました。出来上がりが半年後というのも楽しみですね。
その後、去年作られたお味噌を使った豚汁が振舞われ、皆さん美味しそうに召し上がっておられました。その間、スタッフの方が、1つ1つのグループに「おかわり如何ですか?」「今日は如何でしたか?」と、声をかけ、丁寧に質問などに答えられていました。 里山学校でのどのイベントを見てもこの心配りの細やかさに感服いたします。内容もさることながら、これが人気の秘密なのかも知れませんね。