令和元年6月2日。里山学校新企画イベント「ふなさか里山ハイキング」が行われました。参加者は約20名前後でしたが地元民・関係者ばかりで、船坂の魅力を知ってもらう・楽しんでもらう意味も持つイベントとしてはちょっと残念(;^^。船坂の自然に触れてもらう良い企画なので、都市部住民への周知方法を検討されつつ、ぜひ次回も開催いただきたいものです(;^_^。
ルートは有馬街道小散策の後、船坂川沿いを登って「大石(老ケ石)」「川上の滝」まで。広い「堰堤」は通らず、まるで獣道のようなルートで思った以上に疲弊…(;^_^。見覚えある景色のなかを歩いていましたが、しばらくすると全く想像していない光景が!!
数年前の大雨で船坂川上流が崩れて防災対策工事が行われていたと聞いてはいたのですが、何と船坂川にダムのような巨大な擁壁整備がなされていたのです!!
擁壁脇には緑化された法面と歩行者用階段がきれいに設置。擁壁の間にある格子状の巨大鉄管は、土石流発生時に岩や木等は鉄管でくい止め、水だけが流れるようにするためのもの(のはず)。いやもう最初にこの姿を目にしたときは本当に信じられず「何やこれは~!!!」と叫んでしまいました(;^_^。
現地看板では「名称:船坂第十堰堤。高さ:14m。幅:76.5m。完成:平成30年3月」とのこと。最近、大石のあたりまで訪れていない船坂の方なら驚くこと必至の「一見の価値あり」の光景だと思います。
時間オーバーのため目的地を「大石(老ケ石)」までに変更。ひとしきり大石を眺めた後、里山学校に戻ると昼食のカレーが出迎えてくれました(^_^)。皆でカレーを食してハイキングは終了。
この日の体験はとても楽しく、また参加したいと思います。なので来年も当イベントが開催されることを、そして船坂地域外の方が一人でも多く参加されて、船坂の身近な自然を楽しんでもらえることを心から願っています。
(編集長 中西学)