10月18日(土)、船坂里山学校にて「新米を祝う会」改め、「船坂プチマルシェ」が開催されました。朝から、小雨が降ったり止んだりの、どちらかと言うとお出かけ日和ではないにも関わらず、周辺道路が渋滞し、時間を遅らせての開始となりました。
西宮市にも協力頂いているイベントの為、主催の挨拶の後、市長からのメッセージの代読がありました。
まずは、お米の育成についての座学がありました。実家がお米を作っている私も知らない内容が沢山出てきて、とても勉強になりました。また、説明のスライドに映った田圃の写真の美しいこと。田圃を大切に手入れされている事が伝わるものでした。
座学を聞いている間にスタッフの方が、グラウンドに設置した簡易的なかまどに羽釜を据えて火を付けられていました。
座学が終わり、次は田圃の見学です。500m位離れた場所まで、両脇に茅葺屋根のある道
を歩きました。残念ながら小雨の中で、秋晴れの船坂を楽しんで貰えませんでしたが、このイベントの為に、刈り取らずに置いてあった田圃は見事な黄金色でした。
戻ってくると羽釜のご飯は既に炊けていていい匂いが漂っていました。お楽しみの試食です。炊き立てのご飯と船坂で穫れたお米で麹を立てて作られたお味噌を使ったお野菜たっぷりの豚汁、丁寧に皮の剥かれたサツマイモの蔓の佃煮。
船坂老人クラブの皆さんがスタッフとして、参加者の皆さんとお話しされながら、配膳等をお手伝いされていました。参加者の1歳のお子さんが、両方ともペロリと召し上がっていたのがとても印象的でした。
来月の船坂マルシェが楽しみになるような味覚の秋を感じる一日でした。(編集委員 塩貝 聖子)
新米を楽しむ、船坂プチマルシェ
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